アウトドア・キャンプ用品業界は、数年前のブームの反動で市場が調整局面にある。個人消費が落ち着く一方、企業の社員研修やチームビルディング、屋外イベントでの用品レンタルという法人向け需要が新たな成長領域として注目されつつある。この変化に対応した営業体制の再設計が、代行活用の出発点になる。
ブーム反動が生んだ市場の変化
一時期の急拡大の反動で個人消費は落ち着き、在庫過多や価格競争に悩む企業も少なくない。こうした状況下で、法人向けの新規需要開拓は数少ない成長余地として位置づけられるようになった。
ポイント:個人消費の停滞局面だからこそ、法人向けチャネルの開拓に営業リソースをシフトする判断が合理的になる。
法人向け提案の主な領域
| 提案内容 | ターゲット部門 | 営業代行の適性 |
|---|---|---|
| 社員研修用テント・用品レンタル | 人事・研修担当 | 高い |
| 屋外イベント用品の一括提供 | 総務・広報 | 高い |
| 企業キャンプ(福利厚生)の企画提案 | 人事・経営企画 | 中程度 |
研修・イベント向けレンタル提案は比較的定型化しやすく、営業代行による新規開拓が効果を発揮しやすい。一方、福利厚生としての企業キャンプ企画は個別提案の要素が強く、自社の企画担当者が関与したい。需要には季節の偏りもある。屋外イベントは4月〜10月頃に集中し、研修用途も年度上期(4〜9月)に偏りがちだ。
商談設計と決裁プロセスの勘所
法人向けレンタル・イベント用品の提案は、人事や総務部門の予算内で完結することが多い。初回接点から1〜2ヶ月程度で決裁され、関わるのは人事・総務担当者など2名程度。比較的スムーズだ。ただし研修会社やイベント会社を経由した間接受注の場合は、エンドの発注企業ではなく代理店側の稟議フローを把握しておく必要がある。加えて屋外イベントは特定シーズンに需要が集中するため、稟議のタイミングを逆算した営業カレンダーの設計が成果を左右する。
- 研修会社・イベント会社への新規開拓リストを整備する
- 決裁者(人事・総務・研修担当)ごとに提案書のフォーマットを分ける
- レンタル在庫の稼働状況を営業代行担当者とリアルタイムで共有する
よくある質問
Q. 法人向け提案は季節性が強いのではないか。 A. 屋外イベントは特定シーズンに集中するため、稟議のタイミングを見越した事前営業が欠かせない。需要期に入ってから動くのでは遅い。
Q. 企業キャンプの企画提案は代行できるか。 A. 企画の独自性が求められるため、自社担当者との協働が現実的だ。代行には接点づくりまでを任せる形になる。
Q. 研修会社経由の間接受注ではどこに営業をかけるべきか。 A. エンド企業だけでなく、発注窓口となる研修会社・イベント会社側の稟議フローも押さえる必要がある。
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